7月に上海で行われた世界水泳の競泳男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得した松田丈志が4日、福岡市内にある所属先のコスモス薬品本社を訪ね、約100人の本社スタッフの前で大会の報告を行った。

 報告会で松田は「ちょうどいい悔しさと手応えを感じた」と残り50メートルで北京五輪8冠のマイケル・フェルプス(米国)に敗れたレースを振り返った。今後は10日間休んだ後、「来年は誰もが両手を挙げて喜べるような結果を出していきたい」とロンドン五輪での金メダル獲得を目指し、トレーニングを開始する。