水泳の世界選手権はきょう24日に競泳が始まる。日本勢は23日、会場の屋内プールで外国勢に交じって調整した。

 背泳ぎの金メダル候補・入江陵介(21=イトマンSS)が、昨年の世界最優秀スイマー、ロクテから公の場で「パーフェクト」という最大限の賛辞を送られた。今季の世界ランク1位をキープする入江とは200メートルで対決。記者会見に出席したロクテは「今まで見てきた中でもパーフェクトなバックストローカーだ。素晴らしい選手。いい勝負になると思う」と発言。隣の女性選手もうなずいた。それを伝え聞いた入江は「ホントですかあ。尊敬している選手に認めてもらえるなんてうれしい」と声をはずませた。前日に続き会場のプールでスタートなどを確認。道浦コーチは「2年前とは全然違う。落ち着いているし、楽しんでいる」と好感触を口にした。