<水泳世界選手権:競泳>◇28日◇上海

 男子200メートル背泳ぎで入江陵介(21=イトマンSS)が余裕の泳ぎで決勝に駒を進めた。宿敵ロクテ(米国)に100メートル過ぎに逆転され、0秒31遅れたが全体2位。「決勝は53秒台中盤を出さないと優勝は厳しい。ロクテ選手は(200メートル個人メドレーで)世界新を出した怖さはあるけど、勢いを止めたい」と気合を込めた。100メートルの銅メダル獲得で、大会前に「一緒に祝勝会」を約束したなでしこジャパンMF沢から祝福メールが届いたという。また、渡辺一樹(24=セントラルスポーツ)も1分57秒97で全体7位に食い込み、日本勢がダブルで決勝進出した。