<水泳世界選手権>◇第6日◇25日◇バルセロナ

 オープンウオーターの日本は男子の平井康翔(JAZZY

 SPORT)と小林勇斗(ミキハウス)が横に並び、すぐ後ろに女子の貴田裕美(ALSOK群馬)がつけて泳いだ。

 ところが、レース中盤で前の2人が急にペースアップ。離された貴田は単独で泳ぐ格好となり、疲れてしまった。

 最後尾の選手のタイムで順位が決まるため、泳力で劣る女子選手にいかに楽に泳がせるかが重要になる。初めて泳ぐ種目で日本はペースがうまくつかめず、貴田は「ほかのチームがすごく速くてびっくりした。作戦を立てた方がいい」と難しさを口にした。