- 世界バレーメニュー
-
日本まさか、初戦黒星/世界バレー

- 台湾に敗れ、がっかりする日本の選手たち(撮影・樫山晃生)
<バレーボール世界選手権:台湾3-1日本>◇10月31日◇1次リーグ◇A組◇東京・代々木第1体育館
世界ランク7位の日本がいきなり初戦で敗れた。平均年齢21・5歳の同23位、台湾に粘り強く拾われて根負け。ミスを続けてリズムを失い、1-3で完敗した。記録の残る93年4月から過去13年間で15戦無敗だった台湾にまさかの黒星。1次リーグ5戦全勝突破のもくろみが早くも崩れた。78年大会の銀メダル以来28年ぶりのメダル獲得へ、柳本ジャパンが早くもがけっぷちに立たされた。
主将の竹下が、ぼう然と立ち尽くした。菅山の横をボールが通り抜けた。その瞬間、日本の負けが決まった。ため息に包まれる場内。まさかの逆転負けを受け入れられない選手は、足早にミックスゾーンを通りすぎた。竹下は「本当に情けないと思います。すいません」と頭を下げるしかなかった。03年に就任した柳本ジャパンの中で「史上最強」と呼ばれた日本。関係者が「過去にも負けたことがない」という台湾戦で、自信はもろくも崩れ去った。
初戦の緊張感にのみ込まれた。第1セットこそ相手のミスに救われたが、迎えた第2セット。13-13から6連続失点した。単調な攻撃に、新エースの小山がつかまった。粘り強く拾われて返された。「すべてが後手後手。何でこうなるんだろうと思いながら、進んでいた」(竹下)。第3セットも中盤に連続失点。高橋みゆきが安易に返し、ブロックを許す場面もあった。柳本監督は「日本がやらなきゃいけないバレーをしてきた」と完敗を認めた。
不安はあった。大会直前、選手たちの調子は良く、言葉にも自信がみなぎっていた。だが、柳本監督だけは違った。「何かムードが違った。世界選手権はそんなに甘くない。1本のミスが勝敗を分けると、ミーティングで選手に話したんだが…」。大山加奈、栗原恵といった流れを引き戻せるだけの主砲不在も響いた。
今季、日本は23点目以降の得点を確実に取ることなどを目指して「-2」(アンダーツー)をテーマに掲げてきた。大会前には世界のトップレベルを想定した男子大学生と練習試合を組み、課題のサーブレシーブやブロック強化にも励んできた。だが、第4セットで11-19から追い上げて22-21としながら、逃げ切れない弱さは変わらなかった。全勝を目指した1次リーグで出はなをくじかれ、柳本監督は「これが世界選手権の怖さ」とつぶやいた。【今村健人】
[2006年11月1日8時45分 紙面から]
最新ニュース
- 米国フルセットで連勝/世界バレー [1日21:55]
- コスタリカ完敗/世界バレー [1日20:57]
- 初白星に高橋笑顔/世界バレー [2日00:01](写真あり)
- セルビア快進撃/世界バレー [1日21:20](写真あり)
- 日本が初白星/世界バレー [1日21:11](写真あり)
- ブラジルがストレート勝ち/世界バレー [1日18:07]
- 台湾連勝スタート/世界バレー [1日17:48]
- 日本に勝った台湾は大喜び/世界バレー [1日08:45]
- 菅原ケニアが1セット奪う/世界バレー [1日08:45]