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日本が2次リーグ進出/世界バレー

- 竹下(右から2人目)のサービスエースで勝利を収め喜ぶ日本の選手たち(撮影・中村誠慈)
<バレーボール世界選手権:日本3-1韓国>◇4日◇1次リーグ◇A組◇東京・代々木第1体育館
エースが「きずな」を力に変えた。小山修加(26=久光製薬)がチーム最多の21得点をたたき出し、ライバル韓国を3-1で下して日本を2次リーグ進出に導いた。誕生日プレゼントで手製ミサンガをもらったセッター竹下佳江(28)と抜群のコンビネーションを展開。得意のバックアタックを5本決めて勢いを呼び込んだ。初戦黒星後に3連勝。メダル争いでもう1敗も許されない中、5日のポーランド戦に挑む。
何度も腕を振り下ろし、誰より高く突き上げた。得点が決まるたびに、小山は雄たけびを上げた。チーム最多の21得点。追いすがろうとする韓国の勢いを、強烈なスパイクで断ち切った。「韓国は勢いに乗ったら怖い。その前に思いっきり走ろうと思った」。頼もしいエースが、日本を2次リーグへと引っ張った。
豪腕の右腕とは反対側。空中でバランスを取る左腕に「きずな」を感じていた。9月25日の26歳の誕生日。竹下主将から手編みのミサンガが贈られた。大会前も、1人練習でミスを続けて柳本監督に怒られた時、全員に向かって「みんなで我慢することを覚えようよ!」とフォローを呼びかけてくれた。苦しい時にいつも気遣ってくれる主将。その手から受け取るボールの思いを感じた。9-10で迎えた第3セット。この日5本目のバックアタックで同点に追いつき、逆転に導いた。
柳本監督就任後、11勝1敗と相性の良い相手を退けた。だがメダル獲得へ、もう1敗もできない状況は変わらない。96年9月21日に来日後「自分のすべてをかける」と誓い競技を始めた小山。「良い形で(2次リーグ会場の)名古屋へ入らないといけない」。表情からは、満足感はもう消えていた。【今村健人】
[2006年11月5日9時24分 紙面から]
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