柳本ジャパン北京お預け/W杯バレー
- 米国にストレート負けした日本代表(共同)
<W杯バレーボール女子:米国3-0日本>◇15日◇名古屋市ガイシプラザ
柳本ジャパンが4敗目を喫し、今大会での五輪出場権獲得(3位以内)を逃した。世界ランク7位の日本は同8位の米国に、見せ場なく0-3のストレート負け。通算6勝4敗で残り1試合を残し4位以下が決まった。今後は来年5月の最終予選に回り北京五輪出場を目指す。10連勝のイタリアと9勝1敗の米国、8勝2敗のブラジルが3位以内を決めて五輪出場権を手にした。
試合終了の瞬間、選手たちは天井を見つめた。米国にストレートで敗れて4敗目。今大会での五輪切符獲得は消えた。柳本監督は「もっとプレーの幅を広げないといけない」と声を絞り出した。
見せ場もなかった。攻撃は平均身長で7センチ上回る米国のブロックにことごとく阻まれた。高橋は「自分たちのやりたいことができなかった」と肩を落とした。ブラジルとの最終戦を残しているものの、五輪切符は来年の5月に行われる最終予選にかけるしかない。主将の竹下は「終わってしまった事なので次に向けて切り替えるしかない。まだ試合が残っているので最後まで頑張りたい」と気持ちの切り替えを強調していた。
[2007年11月16日9時44分 紙面から]
- 日本は史上最低7位、伊がV/W杯バレー [16日20:32](写真あり)