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中村学園女が連覇/高校バスケ

- 2連覇を決めて大喜びする中村学園女の選手たち(撮影・浅見桂子)
<全国高校バスケット選抜優勝大会:中村学園女(福岡)69-53岐阜女(岐阜)>◇女子決勝◇29日◇東京体育館
女子は中村学園女(福岡)が岐阜女(岐阜)を69-53で下し、2年連続4度目の優勝を成し遂げた。U-18(18歳以下)日本代表の森ムチャ(3年)が両軍合わせて最多の27点を奪う活躍で、連覇の原動力になった。
エースの険しい表情が満面の笑みに変わった。吉村監督の胴上げを終えた森は「昨年は先輩の力で勝ったけど、今年は自分たちが引っ張って勝てた。大会5試合で一番内容が良かった」と満足げに言った。
狙い通りの内容だった。森の19リバウンドを含め、攻守で岐阜女の33を上回る計40のリバウンドを拾いまくった。「リバウンドが取れたから勝てた」と吉村監督。27点をマークした森を中心に反町(3年)のポストワークなどもさえ、最後までリードを譲らずに逃げ切った。
森は父晃一さんとフィリピン人の母ベティさんの間に生まれた。神奈川・川崎市出身だが、両親の反対を押し切り越境で中村学園女に入学。母の母国語タガログ語で「美しい」という意味を持つ「ムチャ」の名前通り、華麗なプレーで高校生活の有終の美を飾った。
2年連続2度目のベストファイブにも輝いた。この賞を複数回獲得したのは、アテネ五輪代表の大神雄子(JOMO)以来、6年ぶりのこと。昨年10月には日本代表入りを目指して日本国籍を選択。今後は大学進学を予定している。「最後に結果を残せて良かった」と話す森が、日本女子バスケ界の期待の星になる。【菅家大輔】
[2006年12月30日9時23分 紙面から]
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