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愛ちゃん粘り勝ちでメダル決定/世界卓球

準々決勝で、ハンガリーのトートを接戦の末下しガッツポーズの福原(共同)
準々決勝で、ハンガリーのトートを接戦の末下しガッツポーズの福原(共同)

<卓球:世界選手権(団体戦):日本3-0ハンガリー>◇28日◇中国・広州◇女子準々決勝

 団体の世界ランク4位の日本女子が準々決勝で同7位ハンガリーに3-0で快勝。準決勝進出を決め、4大会連続のメダルを確定させた。1番手で登場したエース福原愛(19=ANA)が相手の大黒柱トートに3-2で粘り勝ちし、一気にチームを勢いに乗せた。きょう29日の準決勝では同2位シンガポールと対戦。83年東京大会以来の「銀メダル以上」を目指す。

 エースの責任を果たした福原が、チームを4大会連続メダルに導いた。第5ゲーム(G)まで持ち込まれた試合を制した瞬間、1番手の重圧から解放されたからか「すごくホッとしている。もつれると思っていたので」と、今にも泣きだしそうな表情を浮かべた。

 2番手で登場して2-3と粘り負けした前日の悪夢を払しょくした。第3G終了時点で1-2と劣勢を強いられても、集中力をキープ。「昨日の敗戦が良い経験になった。調子より精神面が大事だと気付いた」。逆転勝利につなげた。

 絶好調の平野が「(福原)愛ちゃんがつくってくれた」という勢いをさらに加速させた。2番手としてポータを寄せ付けず、今大会9勝目。さらに3番手の福岡も得意のサーブでロバシュを幻惑して、準決勝進出を決めた。

 4大会連続メダル確定だけで満足はしない。北京五輪の団体戦は世界選手権と試合形式が違い、銅メダルも1つだけ。準決勝進出だけではメダルは確定せず、その後の「強豪超え」が必要だ。今回の準決勝シンガポール戦で勝ってこそ、五輪メダルが見えてくる。

 前回大会準々決勝もハンガリーと対戦し、ラケット検査で失格した福岡の黒星をチーム全員でカバー。この日出場の主力3人はその経験から、近藤監督が「言葉ではなく心の中でつながっている」と話す団結力を得た。福原も「魂で負けないように頑張る。日本の方が団結力が強い」と断言。一丸となって83年東京大会以来の決勝進出を果たせば、五輪へ最高のステップになるはずだ。

[2008年2月29日9時29分 紙面から]













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