<卓球:世界選手権>◇30日◇男子シングルス2回戦◇横浜アリーナ

 快進撃を続けたスーパー中学生・丹羽孝希(14=青森山田中)は、世界ランク17位のドミトリー・オフチャロフ(20=ドイツ)に2-4(11-7、7-11、7-11、9-11、12-10、8-11)で敗れ、3回戦進出はならなかった。

 強豪相手に最後まで渡り合ったが、世界ランク上位の選手との差も痛感していた。「接戦にはなったが、大事なところで凡ミスをしたり、相手の待っているコースに打ってしまったりしてゲームを奪えなかった。世界卓球では攻められることが多いので、攻撃ばかりではなく守備の練習も必要」と、守備の強化を今後の課題に挙げた。

 「今大会の結果は満足していない。2年後の世界選手権ではリベンジを果たしたい」と、早くも次の大会を見据えている。