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ホームサッカーホーム03'リーグ戦 第4節〜6節

慶大戦 精彩欠くも価値ある引き分け

第77回関東大学サッカー2部リーグ 第6節
法政大学 VS 慶應義塾大学

2003.5/17 12:30 古河市立古河サッカー場 曇


2
法政大学
0 前半 1 2
慶應義塾大学
2 後半 1

 
【得点者】

19分【慶應大】太田大輔
62分【慶應大】太田大輔
75分【法政大】長山一也
78分【法政大】荒木洋太

         
法政大学 慶應義塾大学
1 GK  丑澤準一 1 GK  竹中修平
2 DF  杉本純一→原(72分) 5 DF  湯澤 健
34 DF  雑賀友洋 32 DF  蒲生啓樹
38 DF  橋元圭一郎 2 DF  堀江泰誠
36 DF  稲垣貴之 4 MF  小口雄介→新家谷(78分)
13 DF  秋本倫孝 13 MF  石川智紀
10 MF  長山一也 6 MF  廣 潤一
15 MF  流田雄一郎→谷田(64分) 22 MF  児玉邦彦→柳澤(84分)
16 MF  野木健司 8 MF  奥田誉樹→鈴木(86分)
30 FW  柘植佳孝→蔭地(36分) 18 FW  内山晋輔
11 FW  荒木洋太 9 FW  太田大輔
サブ
35 GK  清野智孝 21 GK  藤原穂高
4 DF  姜 成浜 12 DF  柳澤 敦
25 MF  谷田悠介 14 DF  鈴木隼人
7 MF  原 朋洋 16 MF  新家谷幹彦
14 MF  津島公人 33 MF  長田 誠
28 FW  蔭地弘貴 11 MF  仲小路啓介
23 FW  佐藤 直 23 FW  鈴木 滋幸
監督
照井博康 中井浩史

<まさかの2失点>
 2位との勝点差を5に広げ、首位を独走する法大。リーグ戦も残り2試合となった今節は、昨年こそ1部だったものの現在は最下位に苦しむ慶大との対戦となった。
 確実に勝利し2位以下に更に差をつけることが望まれる試合。しかし、首位独走、下位との対戦というプラス要素が逆に気の緩みを生んでしまったのかもしれない。立ち上がりから両チームとも攻め手を欠き、全くと言っていいほどチャンスがない状態が続いた。しかし前半19分、ついにその均衡がやぶられてしまう。慶大・太田大輔にこぼれ球をシュートされ先制点を許してしまったのである。立ち上がりに苦しみながらも先制点を奪い、一気に勢いづいていく今年の法大のパターンが出端をくじかれる形となってしまった。その後の法大は36分に柘植佳孝に変えて前節今期2得点目を挙げた蔭地弘貴を投入。押し気味に試合を進めるものの攻めあぐね、1点のリードを許したまま前半を終了した。

<価値ある引分け>
 後半に入っても、本来の法大らしいプレーは影を潜めたままだった。しかも後半17分には立て続けにディフェンスがかわされ、またしても慶大・太田にゴールを許し、追加点を奪われてしまう。両チームともプレーに精彩を欠き、一進一退の攻防を繰り返していただけに悔やまれる失点となった。法大が流れをつかめないでいるうちに時間は刻々と過ぎ、時計の針は30分を指そうとしていた。万事休すかと思われたその時、法大にフリーキックのチャンスが訪れる。キッカーは長山一也。力のこもったボールがゴールに吸い込まれついに法大は1点を返すことに成功した。その後の法大は息を吹き返したように攻撃がつながりだし、徐々に流れをつかみ始めた。そして迎えた33分。相手のミスから得たPKを荒木洋太が落ちついて決め、法大はついに試合を振り出しに戻した。同点に追いついたことで本来の姿を取り戻した法大は、慶大ゴールを襲い続けた。しかし時すでに遅し。法大は勝ち越し点を奪えないまま終了の時を迎えた。
 守備、攻撃ともに精彩を欠いた今日の法大。試合内容も決して良いものとは言えなかった。しかし、それでも同点に持ち込めたのが今の法大の強さなのだろう。主将・長山とエース・荒木のゴール。浮き足立ちかけたチームを引き締める、価値ある引分けだったのではないだろうか。

コメント

・照井博康監督 「試合は慶大のペースでやられてしまった。しかし、2点差を追いついたことについては、選手たちがよくやっていたと思う。(次節の流経大は)昨年から同じリーグだが、やりやすいという意識は特にない。首位を目指してやるだけ。」
・川勝良一コーチ 「相手に大きな2度のチャンスを決められてしまった。サッカーにはこんなこともある。法大とやる時は相手は上のチームという認識で目の色を変えてくる。失点は仕方ないが、追いついたことはチームの成長の証。1週間きちんと準備していけば、もう簡単に負けることはないと思う」
・寺尾方孝部長 「同点に追いついたことは評価できるけど、今日は守りにスペースができてしまう場面があった。今まであまりなかったことだから、調整して次節からもがんばっていければいいと思う」
・MF長山一也 「やっぱり立ち上がりがよくなかった。(法大が)今、首位にいるってことで気の緩み、守りに入ってしまった部分もあると思う。慶大は、開き直って試合ができたことが強さだったと思う。首位ってことで、目のかたきじゃないけれど、マークがきつくなってるのはすごく感じる。マークをはずすのには、動き回って、運動量を増やすってことに気をつけてやっている。ここまで戦ってきて、どの試合も同じくらいきつい試合で、やっぱりただじゃ勝たせてくれない。(FKで1点決めたことについて)1点返して、流れを変えられてよかった。いつもFKの時は、意識しないで考えないで蹴るようにしている。(次節は)きっちり勝つ!!」
・FW荒木洋太 「チーム全体が立ち上がりにどこか浮ついた気持ちでフィールドに入ってしまった。そういうところが相手に先制点を取られることになってしまったと思う。相手に2点目を取られて目が覚めた部分もある。後半からはやはり点に絡みたいので中で勝負できるようにあまり動き回らないように心がけた」


青学大戦 首位攻防戦を3−0で圧勝!

第77回関東大学サッカー2部リーグ 第5節
法政大学 VS 青山学院大学

2003.5/10 12:30 古河市立古河サッカー場 晴


3
法政大学
2 前半 0 0
青山学院大学
1 後半 0

 
【得点者】

20分【法政大】野木健司(アシスト 長山一也)
44分【法政大】佐藤 直(アシスト 流田雄一郎)
89分【法政大】蔭地弘貴(アシスト 柘植佳孝)

         
法政大学 青山学院大学
1 GK  丑澤準一 1 GK  中西 功
2 DF  杉本純一 2 DF  三角健太→駒形(82分)
34 DF  雑賀友洋 15 DF  清水 豊
38 DF  橋元圭一郎 16 DF  宮崎 弘
36 DF  稲垣貴之 4 DF  山巻大輔
7 MF  原 朋洋 6 MF  川邊 淳→扇塚(45分)
10 MF  長山一也 7 MF  塩沢 昴
15 MF  流田雄一郎 18 MF  対馬浩之→床井(70分)
16 MF  野木健司 19 MF  船津達哉
11 FW  荒木洋太→柘植(63分) 20 FW  松江克樹
23 FW  佐藤 直→蔭地(63分) 21 FW  篠原一生
サブ
35 GK  清野智孝 12 GK  田中淳一
4 DF  姜 成浜 17 DF  床井伸太朗
25 MF  谷田悠介 30 DF  朝光 剛
27 MF  田森大己 3 MF  駒形嘉則
17 MF  木下幸誠 32 MF  平川雄一
30 FW  柘植佳孝 33 MF  扇塚耕一
28 FW  蔭地弘貴 11 FW  清水 健
監督
照井博康 上倉 功

<上々の立ち上がり>
 前期リーグ戦も残り3試合となり、首位争いも法大・青学大・明大の3チームに絞られてきた。そして今節、前節引き分けて連勝がストップした法大は勝点2差まで迫ってきた青学大との首位決戦を迎えた。
 試合開始。やはり首位決戦ともあって青学大は序盤から積極的に攻撃を仕掛けてきた。立ち上がりからヒヤっとする場面もあったが、GK丑澤を中心とした不動のDF陣が落ち着いた守りを見せ、ピンチをしのいでいった。そして前半20分。長山一也からのパスを受けた野木健司がミドルシュート。ボールは美しい弾道を描いてゴールに吸い込まれ、先制点となった。先制点を取ると一気にペースをつかむのが今年の法大。この1点をきっかけに好守ががっちりとかみ合い始めた。全員が高い守備の意識を持ち青学大の更なる攻撃も早い段階でしっかりと阻止。また攻撃の手を緩めることもなく、追加点を狙っていこうとする姿勢が全体に見られた。しかし、青学大の好守にも阻まれなかなか追加点を奪うことができない。しかしこのまま法大の1点リードで前半が終了するかと思われた前半44分。この試合スタメンで起用された流田雄一郎のCKを同じく今期初スタメンの佐藤直が頭で押し込み、追加点を奪取。法大ペースのまま前半が終了した。

<全員の力で完封勝利>
 後半も法大は全員で守り、全員で攻め続けた。立ち上がりから杉本純一や流田がシュートを放ち積極的な攻撃を見せた一方で、守備では稲垣貴之が立て続けに良い守りを見せた。後半18分には疲れの見え始めた荒木洋太と佐藤が蔭地弘貴と柘植佳孝に交代。ツートップが入れ替わり更に勢いがつき、厚みのある攻撃が展開された。またDF陣も稲垣を中心に好守を見せ、得点を許さなかった。そして試合終了直前。連続して訪れた法大のチャンスの中、後半44分には相手DFのこぼれ球を柘植がドリブルで持ち込み、最後は蔭地がシュート。後半から投入されたツートップの活躍でだめ押し点を奪い、法大は大事な首位決戦を完封勝利という最高の形で終えた。
 3位の明大が今節引き分けたために法大は2位以下に勝点5以上の差をつけ、首位の座を守ったことになった。次節の慶大戦に引き分け以上で前期の首位が決まる。前節の引き分けからしっかりと立て直して再び勝利を手にした法大ならば、次節の慶大戦で最終節を待たずして前期首位ターンを決めてくれるに違いない。

コメント

・照井博康監督 「勝ててよかった。トップはけが人が多いが、(今日スタメンの佐藤をはじめ)選手たちが良く頑張ってくれている。次節も一所懸命にやるだけ」
・GK丑澤準一 「今日はとくにみんな気合が入っていた。負けられない試合だったので、勝ててよかった。結果は後からついてくるものなので、今は一戦一戦勝つことが大事」
・DF流田雄一郎 「(今期初スタメンについては)緊張もなく、いい感じでできた。相手DFの背が高かったので、コーナーキックは二アに早いボールを蹴ることを心がけていた。今日はいいボールが蹴れたと思う」
・MF長山一也 「勝ってよかったです。(課題だった)立ち上がりも今日はよかったと思います。キャプテンとしてチームに点数をつけるとしたら80点。自分は今日はミスもいっぱいあって、65点ですね。(青学6番にマンマークされてたことについては)とりあえず、ボールに絡むってことだけ考えてました。今、特に力を入れているのは、やっぱりゴール前の人数を多くした練習です。残り2節はなめずに1戦、1戦大事に戦っていきたい。」
・MF野木健司 「先制点は流れがあまりよくなかったし、自分がまだシュートを打てていなかったから思い切って振りぬいた。前節出場停止でチームに迷惑をかけてしまったので、モチベーションを上げて頑張っていた。起用に応えられて嬉しい。残りの試合も1試合1試合気を引き締めて戦っていきたい」
・FW蔭地弘貴 「途中交代で出るからには前線で沢山走って、初めから試合に出ている人の助けになるようにしている。(サイドに流れてのプレーが目立つ事に関して)以前ウイングをやっていたのでそういうプレーには慣れているから、自然とそうなるのかもしれない」


東農大戦 開幕4連勝逃し今季初ドロー

第77回関東大学サッカー2部リーグ 第4節
法政大学 VS 東京農業大学

2003.5/4 14:30 古河市立古河サッカー場 晴


1
法政大学
1 前半 1 1
東京農業大学
0 後半 0

 
【得点者】

3分【東農大】平 憲人(アシスト 大多和卓)
24分【法政大】木下幸誠

         
法政大学 東京農業大学
1 GK  丑澤準一 1 GK  西形尚城
2 DF  杉本純一 25 DF  斎藤 亮→増本(69分)
38 DF  橋元圭一郎 3 DF  澤村憲司
34 DF  雑賀友洋 35 DF  剣持貴充
36 DF  稲垣貴之 19 DF  浅田祐史
13 DF  秋本倫孝 2 MF  此本大輔
10 MF  長山一也 20 MF  石川高大
17 MF  木下幸誠→原(70分) 28 MF  成岡律之→澤本(62分)
14 MF  津島公人 27 MF  高橋延仁→井戸川(45分)
11 FW  荒木洋太→今道(75分) 9 FW  大多和卓
30 FW  柘植佳孝→蔭地(59分) 10 FW  平 憲人
サブ
35 GK  清野智孝 36 GK  吉川慎也
15 DF  流田雄一郎 13 DF  尾崎聡史
39 DF  小笠原悟史 5 DF  増本浩平
7 MF  原 朋洋 8 MF  山田将貴
28 FW  蔭地弘貴 6 MF  井戸川一徹
29 FW  今道秀次 26 MF  澤本惣平
23 FW  佐藤 直 34 FW  田村勇史
監督
照井博康 高橋武夫

<同点弾を生んだ真の強さ>
 2勝以上挙げているチームが他にない中、法大は3連勝で首位を独走している。今節勝利すれば首位の座を確固たるものにできるということは、恐らく誰もが感じていただろう。対するは東農大。昨年も2勝を挙げた相性の良い相手だ。前節までと同様の安定したサッカーを見せてくれるだろう。そんな期待の中試合が始まった。今シーズンの全ての試合で法大は立ち上がりにピンチを迎えている。主将・長山一也も前節終了後に指摘していたように、選手たちもそのことは十分に意識はしていただろう。しかし今節、ついに立ち上がりのピンチが失点へとつながってしまう。前半3分、東農大の大多和卓に左サイドをドリブルで突破され、最後は平憲人に左足でゴールを決められてしまった。今期初の先制点を奪われてしまった法大。しかし選手たちは決して下を向かなかった。その後は先制点を奪われたことを忘れてしまうような勢いで相手を攻め立て、一気に流れを引き寄せた。第2節からスタメンの津島公人と今節出場停止の野木健司に代わって入った木下幸誠のサイド陣が上手く攻めあがり、ツートップの荒木洋太、柘植佳孝がシュートを放つというシーンが数多く見られた。そして前半24分。稲垣貴之のロングスローを起点とした攻撃で相手DFのクリアボールがクロスバーにあたり跳ね返ったところを木下が押し込み、同点弾が生まれた。先制されても追いつく攻撃力。ここまでの展開に昨年までとは一味違う法大の強さが見えた。しかし前半終了が近づくにつれ、法大は徐々に勢いを失っていった。攻めあがるもののフィニッシュまでいかない状況が続く。そしてこの状況がとうとう後半にまで影響してしまうのである。

<決まらなかったあと1点>
 後半開始早々、東農大の石川高広がこの試合2枚目のイエローカードで退場処分となった。相手が1人少なくなり、法大が勝ち越しゴールを決めるのも時間の問題かと思われた。しかし、法大の攻撃力は鳴りを潜めてしまう。前半までは攻撃のあらゆるポイントに姿を見せていた長山がボールに絡めない。これは法大の攻撃が機能していないことを表す典型的な状況である。しかもこの日の天気は夏を思わせるような快晴。強い日差しが前半精力的に攻撃していた選手たちの体力を奪ってしまったのだろうか。素早い攻めあがりが見られなくなってしまった。それでも依然流れは法大ペース。敵陣でのプレーが続いてはいたが引き分け狙いの作戦に出た東農大の厚い守りをくずすことができない。途中交代で蔭地弘貴、今道秀次を投入し、流れを変えようとしたもののうまくいかず、結局試合は1-1の引き分けで終わった。しかし法大はまだ首位の座を奪われてはいない。次節は第3節に勝利し2位の座を守った青学大との大切な1戦となる。今後の対戦カードから考えて、この試合に勝ったチームが前期の首位へぐっと近づくと言っても過言ではない。今節の悪い流れを引きずらず、いつものサッカーができれば残り3試合を連勝することも十分可能なはずである。次節確実に勝利し、首位ターンへの道を確実に進み続けてほしい。

コメント

・MF長山一也 「今日は初めて相手に先制される展開で、前半に、きちんと1点返したところまではよかったけれど、後半は暑さもあってバテてしまった。前半と後半の運動量も違かった。立ち上がりがよくなかったですね。次節は前半、特に5〜15分が勝負で山場だと思います。(今、キャプテンとして心がけていることは)常にみんなを励ますってことです。」


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