◆10・12 第56回関東学生フェンシング選手権大会(駒沢屋内球技場) ▼男子エペ部門 高橋主将(商4)――ベスト8進出 ※この結果、高橋のインカレ出場が決定 結果を残せなかったリーグ戦を契機に、自分のプレースタイルを一新するという大きな賭けに出た高橋主将(商4)。夏以来、上級者のビデオを参考に足幅や守り方などを改善し、以前には感じなかった手応えを感じるまでに練習を積み重ねてきた。 そうして臨んだ今大会、最大の鍵となったのは、ベスト16入りをかけた専大エースとの一戦。序盤は互いに一歩も譲らぬ競り合いが続いていたものの、最終的には高橋の粘り勝ち。「焦ることなく自分のスタイルを貫けたのが勝因」(高橋)と振り返った。高校時代のインターハイで惜敗した相手なだけに、遅ればせながらも雪辱を晴らす結果となった。この一戦で得た自信をもとに、この後も順調に勝ち進んだ高橋は見事ベスト8入りを果たした。 四年生にとって最後の大会となるインカレは、11月に迫っている。個人で出場するのは初めてだという高橋の目標は「全日本ベスト8入り」(高橋)。今大会で見せた冷静さや得られた経験を武器に、四年間の集大成を私たちに見せてほしい。