◆9・25 第30回記念関東女子学生剣道優勝大会(東京武道館) 1回戦 ○明大2―0獨協大 2回戦 ○明大1―1 亜大 ※(代表戦の結果3回戦進出) 3回戦 ○明治1―0埼玉大 4回戦 明治0―3青学大○ ▼順位 1位筑波大 2位清和大 3位法大・青学大 ※この結果本学は第23回全日本女子学生剣道優勝大会の出場権を獲得 明大剣道部は男子だけではない。全日本女子学生剣道優勝大会の出場権が懸か った大事な大会で剣道部(女子)が見事に出場権を獲得し、存在感を示した。 去年は人数不足で出場すらできなかった団体戦。個人戦でも目立った成績を残せ ず、団体戦・個人戦共に日本一の座に輝いたことのある男子の陰に隠れてきた。 しかし一年生の加入で戦力が充実。「今年のチームは上位進出も狙えなくはない 」(武田・営4)。期待を胸に大会に臨んだ。1・2回戦は辛勝。特に2回戦 は代表戦にまでもつれ込んだ。代表は澤谷(法1)。期待のルーキーにチームの 勝敗を託す。なかなか決着がつかない中、澤谷の渾身の一振りが相手のメンをと らえた。これでチームは勢いに乗った。3回戦の相手は昨年のこの大会で準優勝 し、今年も優勝候補の埼玉大。しかし強敵相手でも一歩も譲らず、一本取られて もすぐに取り返す。「選手全員がまとまっていて、それぞれの役割をこなしてい た」(川原助監督)。勝負を決めたのは比嘉(法3)。会心のメンで勝利を収め 、チームもそのまま逃げ切った。全日本大会の出場権が懸かったこの大一番に勝 利した選手達の表情は喜びに満ち溢れていた。 続く青学大には敗れたものの、確かな手応えを得ることができた今大会。明 大剣道部に女子部員が誕生して以来、初めて手にした女子全日本大会の切符。こ れで剣道部は男女共に全日本大会に出場することが決まった。男子は10月末に 大阪で、女子は11月中旬に愛知で行われる。全国の大舞台で明治旋風を巻き起 こしてほしい。