【記事のASOBIBA〈3〉】JUMPEI×KooDaが徹底的に「逆転」語る

avex ROYALBRATSの連載「記事のASOBIBA」。今回は5月7日に27歳になるリーダーJUMPEIとKooDa(24)の登場です。CS進出を目指しROUND.12で「スイープしかない!」と狙い撃ちに成功した「sick」を手掛けたコンビが、製作の裏側を明かしました。残り2戦でさらなる奇跡を起こそうと対談のテーマは「大逆転!!」。なのにKooDaは「逆転したこと? 無いっすね」ってとぼければ、JUMPEIが「勝ってばかりだもんね」って、息ぴったりで、頼もしいぜ!!!

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あれ、KooDaの目が閉じちゃってる…

あれ、KooDaの目が閉じちゃってる…

対談はROUND.13のリハーサルの真っ最中。合間を縫うように、席についてもらった。何せ、8位で迎えた残り2戦。連勝しても他チームの結果次第でCSには残れない厳しい状況だ。それでも、ROUND.12でスイープを奪い、奇跡の大逆転が現実味を帯びてきたのも確か。土壇場のaRBを再び燃え上がらせた「sick」の製作秘話から聞いてみよう。

目が開いたら、口も開いたよ!

目が開いたら、口も開いたよ!

「マジかっこいいだけ」

KooDa さあ、語り合うか。

JUMPEI そうっすね、ROUND.11が結構1―5っていう大敗で、「スイープじゃなくてよかったった」ぐらいまでの負け方をして、結構順位も下がって。ROUND.10がそもそも僕ら休みラウンドだったんすけど、他チームの結果がめちゃくちゃ僕らに不都合な方に全部傾いてしまって、「これ、やばいね」って気合い入れたのに、ROUND.11は負けてしまったんで。「12は本当に勝たないとやばい」くらい追い込まれてた部分は正直ありましたが、どうでしたか?

KooDa まあ、あんま、そんな、意識しなかった。めっちゃ、やばいのはもちろん知ってましたし、そんなだけど、でも「JUMPEIと作れ」ってなったから、まずはやりたいことをやるのが一番かなって。自分たち的にもいつも「好きな作品をやっていこう」みたいなスタンスだったんで。でも、JUMPEIとやるってなった時には、ダンス押しにはなるのかなって思ってたんです。

最初電話したんですよJUMPEIに。「どうする、次のネタ」みたいに。そうしたら、「いいんじゃない、テーマとかなしで普通にダンスすれば」みたいな。テーマの「sick」も後からつけたみたいな感じで、あんまり深い意味はなくて、マジかっこいいだけ、みたいな感じで。

でも勝つは勝つでしょって、思ってましたね。何回も「スイープする」と、(YouTubeの)「ビハインドカメラ」でも、50回ぐらい言ってんじゃねえかなってぐらい「スイープします」って言って。もう言い聞かせるように自分にも「スイープします」って言って。だからよかったですね(一同爆笑)。

JUMPEI 結果良かったですね。言霊もありますからね。

KooDa 俺、結構言霊を信じてるんで(笑)

小道具の机が破損するアクシデントも発生したROUND.11

小道具の机が破損するアクシデントも発生したROUND.11

スイープでCS進出に望みをつなぎ、メンバーと喜ぶJUMPEI(右端)とKooDa(右から2人目)

スイープでCS進出に望みをつなぎ、メンバーと喜ぶJUMPEI(右端)とKooDa(右から2人目)

――2人で作るのはいつ決まったんですか

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編集委員

久我悟Satoru Kuga

Okayama

1967年生まれ、岡山県出身。1990年入社。
整理部を経て93年秋から芸能記者、98年秋から野球記者に。西武、メジャーリーグ、高校野球などを取材して、2005年に球団1年目の楽天の97敗を見届けたのを最後に芸能デスクに。
静岡支局長、文化社会部長を務め、最近は中学硬式野球の特集ページを編集している。