日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。

アニメ・ゲームコラム

杏野はるな「レトロの世界があんのっ。」

杏野はるな「レトロの世界があんのっ。」

日本で唯一のゲームソムリエール。26歳にして、昭和のレトロホビー等を文化として研究し、様々なメディアで活躍。そのキュートなルックスからは想像できないような正論、発言も。また、インドネシア、バリ島のマニアでもあり渡航回数は35回以上。自身でバイクをレンタルし観光客がいかないような場所へも行ってしまうという活発な一面も持つ。Twitterアカウントは@annoharuna。

ハマッたのは「ゲーム&ウオッチ」から

[2014年5月16日0時9分]

  • TL
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 杏野はるなです。ゲーム、特にレトロゲームを中心に活動している私ですが、今週はその魅力と現状について楽しく真面目に書いてみたいと思います。さてさて、読者の皆様は「レトロゲーム」というとどんな機種を思い浮かべるでしょうか? おそらくはファミコンがメーンにくると思うのですが、PCエンジン、メガドライブ、MSX、もしくはパソコンゲーム、アーケード! という方もいらっしゃると思います。

 現在レトロゲームという「定義」はもちろん人それぞれでありまして考え方は自由です。が、時代と共にゲームは次第にジワジワとレトロになっていきます。例えば、それまではレトロに属していなかった初代プレステもプレステ4が出て来た時点ですでにレトロ、という人もいる。何しろ初代プレステから気がつけばもう「20年」なのですから…。ちなみに私は初代プレステが発売された時、まだ6歳。まだまだゲームを本格的にプレーする年齢ではなかったのです。

 そんな私がレトロゲームに「ハマった」のは今から約8年前、所属事務所に何げなく置いてあった任天堂のゲーム&ウオッチを見た瞬間からなのです。(※任天堂ゲーム&ウオッチは1980年に発売開始) すでにDSが存在する時代、新しいDSかと思った。でも実際に電池を入れてプレーしているとこれがビックリ、実にシンプルで「ジッジッ」という電子音、この機能美に電撃が走った! 私が生まれる約10年前にすでにこんなにも美しいゲームが存在していたのか! と。それからです。もうファミコンを飛び越えてファミコン以前のゲームの研究を勉強するようになったのは。するといろいろ見えてくるのですね、ゲームという娯楽の持つ本質が。

 

 いくら実写みたいなゲームがでても、5年もすれば逆に陳腐に見えてしまう。でも、こういったファミコン以前のゲームって逆に今になってもある意味で古く見えないのです。ちょっと意味に語弊があるかもしれませんが、例えば、どんなに最新の飛行機でも航空力学の利用という意味ではライト兄弟の作った飛行機と変わらない。ファッションも同じで、もともと「人間の身体」に沿って作られているものであり、どんな奇抜なファッションが出て来ても結局は人間の身体に沿って作られているものであり、元に戻ってくる。ブームも。

 私はそのゲームという遊びの根元、根源にあるものを勉強して知っていきたい。そう思って気がつけば8年くらいが経ちました。最近はアイドルという肩書も封印しつつあります。でも自分でもそれでいいと思っています。

 このコラムではそういったレトロなゲームを紹介しつつ、それだけでなくその裏にはどういった「要素」が隠されているのか? というアカデミックな部分も解析して書いていこうと思っています。

 連載2回目にしてちょっと固かったかな…。でもこういったコラムもあって良いのだ。きっと。こういったお話は私のTwitter(@annoharuna)でも論議したりしておりますので是非のぞいてみてくださいませ。それからお知らせで、NHK「探検バクモン」5月21日放送分に出演しますので、こちらも是非!

  • TL

杏野はるな「レトロの世界があんのっ。」の最新記事

Ads by GooglePR

アニメ・ゲーム最新ニュース

見られたのは300人中140人のプレミアム試写会

アニメ・ゲームランキング

記事

もっと見る 閉じる
ページTOPへ