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アニメ・ゲームコラム

ゲームセンターCXスタッフここだけ話

ゲームセンターCXスタッフここだけ話

「ゲームセンターCX」CSフジテレビONEにて放送。よゐこ有野がファミコンなどのレトロゲーム攻略に挑む。番組DVDは累計55万本超えのヒットを飛ばし、放送開始10年には武道館イベントや映画化など、今やゲーム番組の代名詞に。国内のみならず海外でも人気が高い。番組作りのウラ側から知られざるエピソードまでスタッフが紹介。

たまゲー(1)駄菓子屋

[2015年6月23日10時6分]

  • TL
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 ゲームセンターCXの名物コーナーといえば「有野の挑戦」。そして開始当初から続けているもう一つのコーナーが「たまに行くならこんなゲームセンター」です。その昔某料理番組にあったグルメコーナー“たまに行くならこんな店”から名付けました。

 もともとは「コンティニュー」という雑誌で温泉旅館の廃れたゲームコーナーを訪ねる企画があり、それをモチーフにテレビの企画にさせていただいたのです。お風呂上がりになぜか古いゲーム機に吸い寄せられつい100円玉を入れてしまう…皆さんも経験のあるあの感覚を伝えたかったのです。

 昔は近所にどこにでもあったゲームセンター…今ではすっかり見なくなりましたが僕たちの記憶の中にはハッキリ残っています。有野さんはそんなノスタルジックな場所を数多く訪ねてきたのですが、その中のエピソードを3回に分けてお伝えしましょう。

 まずは駄菓子屋。おばちゃん1人で店番をしていて、置いてる駄菓子はせいぜい10円~50円ぐらい。僕の地元大阪だと奥に鉄板が置いてあり100円でキャベツだけのお好み焼きを焼いてくれました。静岡ならおでんなのかなぁ…。薄利多売を絵に描いたような小売店、子ども達で大賑わいでしたが今思えば儲かっていたのか疑問です。

 そして子どもらのお目当ては店先に鎮座しているのがゲーム筐体!

 

 お馴染みの10円ゲーム機…新幹線ゲームなどがポピュラーですよね。自分の持っている10円玉を機械に入れた瞬間、ソイツは分身として弾かれながら戦いの旅に出ます。レバーで加減をしつつゴールを目指す…んですがほとんど途中で落下しサヨウナラ。そしてこのゲーム機のすごいところはノー電源! エコ! 置いとけばさしたるメンテナンスもなしで毎日子ども達の小遣いから10円玉を巻き上げ…吸い上げていくのです。有野さんもよく挑戦していますが何枚も取られ、その度に店主が悪そうに笑っていた事がありました。なるほど“貯金箱”だと思えば合点がいきますね(笑)。

 そしてもう1つ多く見られるのがビデオゲーム機。外に置かれているので劣化が激しく照り返し防止のビニールで覆われたりしています。1人でプレーするのが駄菓子屋ゲーマーの基本なのですが、番組ではよく店主と協力プレーを楽しんでいます。おばちゃんが意外とシューティング上手いとか、何十年も置いていて初めてプレーしたとかいろいろな事が。ルールが分からず常連の子どもに教えてもらうのもパターンです。置かれているのはシューティング系が多く途中から鬼の難易度に…。つい連コインしてしまう仕掛けですね~。

 「…たまゲーのコーナーに癒されます」

 ファンの方からよく言われる言葉。もちろん子ども時代の郷愁が大きいのでしょうが、僕は有野さんの人柄や芸風も影響していると思います。愛情を持って素人の方をきちんとイジってあげる、美味しく料理してあげる。簡単そうに見えてとても難しい技術です。有野さんはそこがとても上手ですよね。同じ目線で接しているように見受けます。そして素人イジりの総本家は同じ松竹芸能の大先輩・鶴瓶さん! あの笑顔で相手の懐にすっと入っていくのは名人芸かと。そういった意味では「たまゲー」は“ゲーム版・家族に乾杯”なのかも知れません。【番組プロデューサー 菅剛史】

 ◆GCCX情報 大好評のスマホアプリ「GCCX ch.」番組のウラ側も楽しめる映像あれこれ。ぜひお楽しみください!

  • TL

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