「麻雀企業対抗戦」の最終第4回大会が26日、都内の白鷺で開催された。凸版印刷がこの日のトップを奪い初勝利を手にした。全4回の総合成績ではサイバーエージェントがトップとなった。上位4社、下位4社による順位決定戦が3月に予定されている。

凸版印刷が創部1年で勝利を手にした。この日は第1戦から216・3点を荒稼ぎしトップに立つと、マイナスを抑えて逃げ切った。チーム代表の大嶺卓也氏は「1年くらい前に声をかけてもらって、社内で募集をかけて結成しました」と振り返った。発起人の1人である講談社の奈良原氏との縁で「麻雀部」がたちあがったという。

企業対抗では、サイバーエージェント(CA)やクレディセゾンといった有名どころと比べると「全く実績はありません」と大嶺氏。それでも在籍の14人は定期的に卓を囲んで個々の力量を上げていった。過去3回の出場で実践力も身についた。その結果として、この日は西川賢大氏が個人1位に輝いた。

総合3位になり上位順位戦に臨む。現在、社内的な立場としては公認ではないそうだが、今回の成績で会社の補助などを「期待しています」という。順位戦はCA、クレディセゾン、Cygamesと戦う。大嶺氏は「やってみないと分からないので、空気を読まずにがんばりたい」と意気込んでいた。