日本初のカジノディーラー養成機関である日本カジノスクールが主催、NPO法人日本ポーカー協会と日刊スポーツが後援する、第2回ポーカーグランプリの決勝戦が2日、都内で開催された。

IR整備法案成立によってカジノゲームが注目を集めているなか、正しいカジノの普及を目的に開催された第2回大会には、第1回大会の2倍以上となる延べ約3千人のポーカープレーヤーが参加。各地で行われた予選を勝ち抜いた46人が都内で行われた決勝戦に進出し、勝ち残った9人で優勝を決めるファイナルゲームが行われた。一進一退の攻防でチップを失った7人が脱落し、最後の1対1勝負であるヘッズアップでJ.O.氏とまんぐー氏(いずれもポーカーネーム)のどちらかが優勝を手にするという状況に。序盤はまんぐー氏が優勢だったものの、勝負どころでチップ全賭けのオールインを見事に成功させたJ.O.氏が逆転で優勝。50万円相当の海外渡航補助や韓国のカジノリゾート・パラダイスシティホテルの宿泊券を手にしたJ.O.氏は、「ラッキーが続きましたが、これもポーカー。次回は実力で優勝したい」と喜びのコメントが語られた。