五輪レスリング女子の3大会連続金メダリスト吉田沙保里が23日、都内で開かれたセガゲームスの「東京2020オリンピック The Official Video Game」のCM発表会に出席した。東京五輪まで1年となる24日に発売される同作のアンバサダーとなり、ゲーム内にも本人アバターとして登場する。CMでは陸上のケンブリッジ飛鳥とも共演し、ゲームで対戦。吉田は「負けずに真剣にやりました」と撮影を振り返っていた。

壇上では卓球、100メートル走を試遊し同社の里見治紀会長とはボクシングで対戦した。「本番に強いんで」と卓球で完勝、100メートルでは10秒台をたたきだしていた吉田だったが「練習よりも会長が強くなってる」とボクシングは判定で敗れた。

これまでは選手として五輪に関わっていたが、来年の本番では盛り上げる立場になった。吉田は「ゲームをやったことが無い人でも楽しめる。大会本番でも盛り上がれたらいいなと思う」と話していた。