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パチンココラム

パチンコ研究家・丈幻「勝ちプロ」

パチンコ研究家・丈幻「勝ちプロ」

1965年生まれ。東京都八王子市出身。20~30代は俳優・バンド活動をしつつ、飲食店勤務やヴォーカルスクール講師などで生計を立てる。40歳で突如パチプロに転身。専門チャンネル「パチテレ!」番組出演を機に、各種パチンコメディアに進出。現在はパチンコ研究の傍ら、音楽イベントや映画のプロデュース等、多方面で活躍中。Twitterは@jogen_gp、ブログはhttp://ameblo.jp/joegp。

これからのパチンコ店に期待すること

[2016年10月20日18時43分]

  • TL
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 釘サービスや高設定の投入を匂わせる宣伝はつとに禁止になっているはずなのに、いまだにそれをやって戒告を受けたりする店があると聞く。これは本当にやめたほうが良い。それだけを目当てに来る客(パチプロがその最たるもの)は他の日にはまず来ないのだから、店にとって良いことはない。特定の日にだけ集客できても店のトータル利益には繫がらないはずだ。

 店は単純に普段から、薄利で平均還元率を高くするような営業をしてくれれば良いのだ。実際にそのような営業方針でやっている店ほど客付きが良いということを、特に最近は肌で感じることが多い。コンスタントな稼働率を確保できる店ならば、特定日だけにことさらあおるような宣伝文句は必要なくなる。

 ひと昔前ならば、出玉の波の荒い機種を大量導入している大型店などは例えば、「出します!」という宣伝文句とドル箱の積み方ひとつで「出している感」を演出することもできた。台稼働の絶対量が多ければ誰かしらが「出す」ので、そこが大型店の強みになる。売り上げの多い宝くじ売り場が「当店から1等が○本出ました!」と宣伝できるのと同じ手法だ。

今や、射幸性をあおる宣伝だけでなく、ハデにドル箱を装飾して積むことすら禁止である。ドル箱そのものがないパーソナルシステムの店も増えている。そしてこれからは「一撃ン万発!」という種類の台自体がホールから消えていく。どうやっても昔ながらの手法での集客は難しい状況だ。

 このコラムでも何度か話題に出している「ちょいパチ」のコーナーに行くと、店の扱い方と客付きが比例していることが如実にわかる。目立つポップで「初心者にオススメ!」「当たりを楽しもう!」などと宣伝していても、台そのものの扱いが悪ければ客にソッポを向かれている。逆に、良い台を置いている店はそのような宣伝なしでも常に稼働している。スペック的に当然のことだ。我々プロのように細かく回転率やら出玉やらを計算しない一般客でも、自分が遊べる台か損する台かがすぐに体感できるスペックだからだ。

 客減少で仕方なく利益確保のために還元率を下げる。そしてさらなる客減少…という悪循環をどこかで立ち切って薄利多売の方針に切り替えなければ商売としての将来は暗い。「多売が無理だから…」と言うなかれ。1パチの成功で、潜在的なパチンコ客、本当はパチンコをもっとやりたい客がまだまだいることは証明されている。

 今だからこそ、打つ側の人間として、パチンコ店の今後の企業努力に期待したい。ハッキリ言えば、今のままでは悲しいかな、客数に対して店舗数が多すぎるのだ。客が減少しているから客単価を上げるのではなく、善しあしで店自体も淘汰(とうた)されていくのが理である。

  • TL

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