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パチンコ・パチスロも勝てなきゃ誘えない

[2015年3月14日0時19分]

  • TL
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 こんにちは、K松です。半月ほど前に、とあるパチンコ業界紙で気になる記事を見ました。大まかに説明すると(1)ヘビーユーザーよりもライトユーザーになればなるほど、遊技頻度が減っている(2)どのユーザー層でも、勝てる機会が減ったと感じている、という内容でした。このコラムでも何度も書いている遊技人口の件。今回は勝率と新規ユーザーの獲得について考えてみます。

◇ヘビーユーザー化の加速

 まず記事の(1)の部分について。とにかく「パチンコ・パチスロ大好き!」という人は、どんな状況になっても、なんとか遊技をし続けています。知識が豊富な人も多いので、今でもそれなりに勝てているのかもしれません。逆に「たまにはやってみるか」という層は、その「たまに」の機会で痛い目に遭うために、ますます行かなくなるの繰り返し。以前から言われているヘビーユーザーが加速していることが、あらためて示された格好です。

◇全ユーザー層での勝率低下

 次に(2)。全体的に出玉が渋くなっているので、熟練者であるヘビー層でも勝率は下がり、全体的に「勝てない遊び」というイメージがさらに強くなっています。記事の中では「最低ラインは4回に1回以上」という記述もあり、すでに離脱してしまったユーザーを含めれば、期待する勝率はもっと高かったのでは、と付け加えられています。

◇負のスパイラル

 ユーザーの遊技頻度が減ることでホールの売り上げが下がり、還元できる出玉も減ることで、ユーザーの勝率も下がる。絵に描いたような負のスパイラルです。もちろん遊技頻度の減少は、他の娯楽の台頭、趣味の多様化など、外的要因も考えられます。とはいえ、主たる要因はとにかく勝てないこと。一時的に遊技頻度・人口を何かしらの方法で増やしたにしても、結局負けてばかりであれば、すぐに離脱します。ユーザーに楽しい思いをさせる体制が整っていない限り、しょせんはざるに水を流すようなものです。

◇誘えないから新規も増えない

 あまりに勝てない現状は、遊技人口を増やす最大のきっかけである「ユーザー自身が誘う」というものにもブレーキをかけます。想像してみましょう。自分がパチンコ・パチスロユーザーで、最近なかなか勝てない状況にあったとして、仲のいい友人に「一緒に打ちに行かないか」と誘えるでしょうか。自分が連戦連勝で、友人にも勝てる可能性が見えるのであれば「お前のおかげで勝てたよ!」と喜ばれることもイメージできます。ところが、厳しい状況であれば「誘われたから付き合ったのに、たくさん負けた…」となって、友人との関係に影響も出そうなもの。まずい料理店に誘われたような気分になることも想像がつきます。

◇どこまでメーカー・ホールが身を削れるか

 当然ながら、ホールも収益を上げなければつぶれてしまいます。ユーザーの負け分があって成り立つわけですが、どこまで我慢して出玉として還元できるかが、やはり一番のポイントです。もちろんホールだけが負担するのは無理なので、最大のコストであるパチンコ・パチスロ台を抑える必要もあります。いくらその他のサービスを充実させたところで、わざわざ毎日負けに行く人はいません。4回に1回より3回に1回、3回に1回より2回に1回勝てれば自然と足が向く機会は増えるでしょう。決して大勝しなくてもいいのです。ちょっとでも勝ちは勝ち。これも大事なことだと思います。果たして、この減少傾向を受けて、どこまで身を削れるか。ゆっくりと考えている時間はなさそうです。【K松】

  • TL

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