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【コラム】当たりはずれの文化

[2014年11月7日21時19分]

  • TL
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 こんにちは、K松です。ここのところ続けざまに、自宅近くの公園などで開かれたフリーマーケットに行きました。さて、そんな中でこんな子供の声が。「1回50円! はずれなしですよー!」。どうやら何か景品が当たるくじをやっているようです。ただでさえパチンコだカジノだと仕事しているのに、こんなところでもくじの現場に出くわすとは(苦笑)。そこで今回は、日本に根付く当たりはずれの文化について考えます。

 そもそも、くじは占いであったり、政治の方向性を決めたりするものでした。今のようにギャンブルらしいものになったのは、もっと後のお話です。ですが、今は子供が何かの順番を決めたりする「あみだくじ」から、大人は当たればお金をもらえる宝くじ、さらに当たりはずれで言えば、競馬や競輪、ボートレスなどの公営ギャンブル、そして日本に一番多いパチンコ・パチスロなど、当たりはずれに関するものは、実に多岐にわたります。

 大人のギャンブルは、個々人の判断に任せるとして、子供もその手のものに接しているシーンはとても多いようです。その一例が、最初に述べたフリーマーケットのくじ。1回50円、はずれなし、当たるのもちょっとしたおもちゃ。遊びの範囲といえばそれまでですが、これでも立派なくじですし、提供している側は胴元です。子供たちが、どんな気持ちでやっているかは、知るよしもないのですが。

 この1回50円のくじ、もうちょっと詳しく考えてみます。なんせ場所はフリーマーケット。もともとは、自分がいらなくなったもの、遊ばなくなったおもちゃが持ち寄られているはずです。末当の景品ならば、タダでも受け取ってもらえないものかもしれませんね。それでもくじという形式を取れば、0円のものが50円になる。仮に1等の景品が1000円相当のものであっても、たくさんの安い当たりの分でカバーできれば、十分な収益が出ます。これが胴元というもので、子供も「こんなにもうかった」と知るわけです。

 ところで、この子供がくじに携わったことをよかったとするか、悪かったとするか。ここは大人の教えどころです。ちまたではギャンブル依存症という言葉が盛り上がっています。もしここで、結局は胴元がもうかるもので、くじを引く側のほとんどはもうからないことをしっかり学べば、むやみにギャンブルをすることはないでしょうし、仮にやったとしてもどっぷりはまることもないでしょう。逆に、くじの楽しさみたいなものだけを強調してしまうと「いつか自分も大当たりを」と、余計な期待を持たせることにもなります。日本はギャンブルがたくさんある国。こういう場面で、しっかり付き合い方を学ばせたいところです。

 この子供のくじにしても、子供から「くじをやろう!」と言い出したわけではないでしょう。おそらく大人の発案で、それを子供が手伝ったというところだと想像します。ただ、この時点で大人側も、後に子供がこれをきっかけにくじに興味を持つようになるまでは、深く考えてはいないかもしれません。初詣のおみくじに始まるように、それだけ日本にはくじだったり、当たりはずれの文化が自然なものとして染み付いていると言えるわけです。

 カジノ法案にパチンコ税。ここのところギャンブルについての記事が増えるにつれ、ギャンブルそのものについても語られることが増えました。その根本にある、当たりはずれの文化についても、もう少し語られ、考えられる機会が増えたらいいなと思います。【K松】

  • TL

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