<東京6大学野球:慶大15-0東大>◇第1週初日◇11日◇神宮

 慶大のルーキー右腕、白村明弘投手(1年=慶応)がリーグ戦初登板した。大差のついた8回にマウンドを踏むと、残る2イニングをピシャリ。最速150キロをマークして、打者6人から5三振を奪った。白村は「順調すぎて…。できすぎです」と笑顔で初登板を振り返った。昨年のセンバツ甲子園に出場し、プロも注目する存在だった。しかし大学進学後に右肩を痛め、春のリーグ戦に登板機会はなかった。白村は「春の悔しさはある。いい経験になりました。まずは1勝したい」と次なる目標を挙げていた。