東京6大学の法大が21日、千葉・鴨川市で春季キャンプを開始した。今秋のドラフト1位候補コンビ、最速154キロの武内久士投手(3年=徳島城東)、同150キロの二神一人投手(3年=高知)に、大リーグも獲得へ興味を示した。

 185センチ、90キロの武内にはオープン戦でレンジャーズ・コルボーン環太平洋スカウトが視察する。帰京後はジャイアンツ・コックススカウトが来日予定で、マリナーズ、ドジャースはすでに視察。武内は「155キロ出したい」、二神は「刺激になる」と意欲十分。国内では、楽天三村編成部長が直々に訪れ「みんないいよ」と上位候補にリストアップ。ロッテ、オリックスも視察し、日米争奪戦に発展する可能性がある。