<東京6大学野球:法大5-1東大>◇第5週最終日◇10日◇神宮

 法大は上野悠史投手(4年=平塚学園)が、07年春の立大2回戦(4月22日)で初勝利を挙げて以来2年ぶりの先発で、通算2勝目。開幕戦は黒星スタートだったが、その後6連勝(1分け挟む)で勝ち点3とし、首位明大を追う。

 法大の左腕上野悠が2年ぶりの白星を挙げた。7回1死まで4安打で粘った。「自分よりチームが勝てたことがうれしい」と最上級生らしい言葉で喜んだ。父貴士さんは横浜、平塚学園で監督経験を持つサラブレッド。先発2本柱の1人、右内転筋痛の加賀美希昇投手(3年=桐蔭学園)がベンチを外れたピンチを救った。右肩痛で開幕から登録を外れている武内久士投手(4年=徳島城東)は、9日からキャッチボール、遠投を再開した。