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神宮球場に野球博物館建設構想

 神宮球場に野球博物館建設構想が持ち上がった。日本学生野球協会が8日、仕事始めを行い、同協会・内藤雅之事務局長(46)が昨年中に神宮球場側に提案したことを明かした。

 完成すれば、大学野球のメッカに集まるファン垂ぜんの施設になる。東京・渋谷にある同協会内には現在も東京6大学を中心とした歴史的ユニホームや写真パネルなどが飾られている。内藤事務局長は「(立大時代の)長嶋さんが(当時6大学最多となる)8号ホームランを打ったバットも飾ることができる」と話す。甲子園球場には同様の施設があり、ヤクルトの記念品も展示することで、神宮の歴史が一目で分かる施設になる。

 将来的には早大・斎藤佑樹投手(1年=早実)のグッズが並ぶ可能性も十分にある。ファンにとっては神宮に足を運ぶ楽しみがまた1つ増えることになる。

[2008年1月9日8時25分 紙面から]

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