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佑ちゃん３・15「開幕」台湾選抜戦へ意欲
- 室内練習場でネットにぶつかり笑顔の早大・斎藤（撮影・神戸崇利）
オープン戦も「開幕」から準備ＯＫだ。３季連続の開幕投手が濃厚な早大・斎藤佑樹投手（１年＝早実）が２６日、今季初戦となる３月１５日の台湾学生選抜戦に意欲を見せた。この日はノースローだったが、先週末のシート打撃は、寒さの残る東京で１４４キロをマーク。「去年よりも体の切れがあって、仕上がりは早いです。（台湾戦？）体調的には全然投げられる」と照準を定める。
昨年のオープン戦初登板は、沖縄から帰京後３試合目。台湾学生選抜は同国トップレベルの選手が集まる予定で、今夏の世界大学野球選手権（チェコ）でライバルに成り得る。今季初戦としては格好の相手になる。
沖縄キャンプでは５日間で１０００球の投げ込みを課した応武篤良監督（４９）だが、現在はマイペース調整を認める。この日投球練習を回避にも「もともと球数を投げる方じゃない。今年を見て、ダメなら来年からもっと投げさせる」と話す。「（ヤクルト）佐藤君、（日本ハム）中田君が頑張ってるし、自分だってと思ってるでしょう」と２年目の飛躍を期待した。【前田祐輔】
［2008年2月27日9時27分 紙面から］
