「名は体を表す」と言うが、あだ名もその人のことを表す。巨人田口麗斗投手(22)から「トニー」と呼ばれる選手がいる。さて、それは誰か。戸根? メルセデス? マルティネス?

 …正解は岡本和真内野手(22)だった。理由を尋ねてみた。由来は大人気漫画「ワンピース」のキャラクター「トニー・トニー・チョッパー」から。普段はおとなしいが戦闘時になると巨大化し、力強く暴れ回る。名付けた左腕は「体の大きさが激似でしょ。ここぞって時に助けてくれるし」と勝負強さに敬意を表する。どうやらゾオン系らしい。

 ちなみに岡本、中学時代にも別のあだ名があった。コチラは岡本の1学年上で奈良の橿原磯城シニアでプレーしたドラフト1位右腕鍬原拓也投手(22)が説明する。「あまりにも足首が太くて○○というあだ名がつきました。ふくらはぎもぶっとくて、打球がめっちゃ飛んでいたから」と笑う。さて、○○とは。足首が太くて、ふくらはぎも太い。

 …正解は「ゾウ」。どっしりとした下半身から本塁打を量産していたからことついたニックネームだったそうだ。

 親しみやすいあだ名。余談ですが、この1年でキロで2ケタ増量した担当記者の私はもちろん2文字のアレです。【巨人担当 島根純(173センチ、体重96キロ)】