甲子園準優勝投手の佐藤世那(3年=仙台育英)が米国打線を5安打完封、9三振を奪った。

 最速144キロの直球と鋭いフォークボールで3連覇を狙う米国をきりきり舞いさせた。

 1回は1死から四球の走者を出したが後続を断ち無失点。

 2回は決め球のフォークボールが低めに決まり3者連続三振。

 3回は2死から1番打者に右翼線二塁打されたが2番を三邪飛に仕留めた。

 4回は2死から安打を許すも無失点。2三振を奪いここまで計5三振。

 5回は1死から連打、盗塁、四球で満塁のピンチ。2番を二ゴロ併殺打に仕留め無失点で切り抜けた。

 3点の援護をもらった6回は先頭の3番に四球を与えたが、4、5、6番を3者連続三振。見事な投球で無失点に抑えた。

 7、8回は打たせて取る投球で3者凡退。

 9回は1安打されたが無失点に抑え完封した。