花咲徳栄の145キロ左腕・高橋昂也投手(2年)が、9回19三振を奪った。

 初回に先制2ランを浴びたが、140キロ前後の直球とキレのあるスライダーを武器に、6回に2ケタに到達した。7回2死からは5者連続三振を奪い、9回も走者を背負いながら2者連続三振で締めた。

 圧巻の奪三振ショーを見せた来秋ドラフト候補は「抜けた球や浮いた球を打たれた」と9安打3失点の内容を反省していた。

 岩井隆監督(45)は「19三振取って9安打って、すごいよね」と苦笑い。「相手を見ながら、もう少し丁寧に投げられるようになってほしい」と課題を挙げた。