二松学舎大付の左腕エース大江竜聖投手(2年)が、138球5安打1失点で8強入りに導いた。

 初回の先頭打者に中前打を浴びただけで、7回まで1安打投球。3-0の8回に1点を返されたが、9回1死一、二塁のピンチを併殺でしのいだ。打っては今村大輝捕手(2年)が自身初の1試合2本塁打で4打点と援護した。

 12日の早実との2回戦は、直球主体の投球で延長10回5安打11奪三振で完投勝利。この日は日大三の強力打線を相手に変化球中心で抑え込んだ。大江は「真っすぐが走っていないことに今村も気づいて、しっかりサインを出してくれた。ホームランも2本打ってくれて、楽に投げられました」と女房役に感謝していた。