創部3年目のクラークが、初の甲子園出場を決めた。

 空知地区予選を勝ち抜き、地区代表17校による北北海道大会に初出場。決勝で滝川西を3-0で下した。

 背番号6、右横手投げの平沢津虎揮(3年)が5安打完封で勝利。攻撃では2回1死一、二塁、7番岸誠也捕手(3年)が左中間への適時二塁打を放ち2点先制。創部1年目に入学したバッテリーが優勝に導いた。

 14年3月で閉校した駒大岩見沢で春、夏計12度甲子園に導いた佐々木啓司監督(60)が指揮。名将は「1人1人が一生懸命頑張ってくれた」と選手をたたえた。

 北北海道で初出場チームが優勝を果たしたのは71年留萌以来、45年ぶりの快挙達成となった。