今夏の甲子園を沸かせた花咲徳栄(埼玉)5番・楠本晃希内野手(3年)と、高川学園(山口)のエース左腕・山野太一投手(3年)が仙台6大学リーグの東北福祉大に合格していたことが24日、分かった。

 左打ちの楠本はパンチ力と勝負強さが持ち味で3季連続甲子園に出場。今夏の3回戦では優勝した作新学院の西武1位・今井達也投手から本塁打を放った。来年のドラフト候補で兄の泰史内野手も同大3年に在籍しており、兄弟三遊間実現も期待できる。

 山野は170センチ、70キロの体から最速145キロの直球を投げ込む。今夏の山口大会では2度の無安打無得点試合(5回、8回コールド勝ちで参考記録)を達成。甲子園では履正社のヤクルト1位・寺島成輝投手と投げ合った。東北福祉大は今秋、仙台大に敗れリーグ3連覇を逃した。大型新戦力を加え、覇権奪回を狙う。