雨天のため中止順延となった福岡大大濠は、甲子園の室内練習場で約1時間半、汗を流した。軽いキャッチボールの後、打撃練習などを行った。

 八木啓伸監督(39)は「昨年の春と秋の九州大会で雨での中止順延はあったし、結果的には両方優勝できた。選手たちにはいい雨だねと言ったら、にやっと笑ってました」と“吉報”の雨は大歓迎した。

 1日登板が伸びた右腕エース三浦銀二投手(3年)は、全球種を30球程度投げ込んだ。「試合をしたかったという思いはありました。雨で流れた経験はあるのでそれを生かしたい」と笑みを浮かべた。