春季高校野球茨城大会水戸地区予選1回戦で県新記録の26奪三振をマークした笠間(茨城)藤田彪吾投手(3年)が17日、水戸市内で水戸工との代表決定戦に先発し12安打6三振16失点(自責6)で5回コールド負けを喫した。

 新記録を樹立した14日の水戸桜ノ牧高常北との1回戦では振り逃げは1つだけ。ストライクが先行し最速128キロの直球が走ったが、この日は疲労もあり制球が定まらなかった。サラサラヘアのイケメン右腕は「1回戦は全部三振を取るつもりで臨みました。今日は相手の振りがすごかった」と夏のリベンジを誓った。