明桜は決勝で能代松陽に4-3で逆転勝ち。9年ぶり13度目の春制覇を果たした。

 昨夏まで帝京三(山梨)を指揮し、今春就任したばかりの輿石重弘監督(54)が2000年春の関東大会初優勝以来の胴上げを受けた。準決勝に続き山口航輝が3連投となるロングリリーフ。4回には自己最速145キロをマークした。打っても2安打1打点の山口は「自分のストレートを試して、勝って秋田に帰ってくる」と満足の表情だった。