日本高野連は3日、全国の野球部員数と加盟校数(5月末現在)を発表し、硬式の部員数は昨年より6062人少ない16万1573人で、3年連続の減少となった。加盟校数は25校減の3989校と12年連続で減少し、平成に入って初めて4000校を割り込んだ。

 都道府県別では部員増加が5、減少は42。最も部員が増えたのは徳島の79人で、最も減ったのは千葉の474人だった。次いで神奈川で451人、東京で429人減り、首都圏で部員減が目立つ結果になった。

 1年生が進級して3年生になった時の残留の割合を示した「継続率」は、過去最高の90・9%(昨年90・1%)だった。

 軟式の部員数は昨年から258人減の9303人で、4年連続の減少となった。