8年連続19回目の出場の明徳義塾(高知)は大会第2日第4試合で日大山形(山形)と対戦する。馬淵史郎監督(61)は「高知県代表としてしっかり戦いたい。明徳の野球をする。勝負にはなるでしょう」と話した。2勝すれば通算50勝となるが「できればいいけど、意識はしない」と淡々としていた。

 とはいえ、そのコメントも注目される名物監督らしく、“馬淵ワールド”を展開した。

 初戦の対戦相手が決まり「大阪の太った監督のところ(大阪桐蔭)と当たらなくてよかった。みんな当たりたくない」と豪快に笑った。

 日大山形とは13年夏の準々決勝で対戦して敗れている。その話題になると「あのときはナメとった。上(準決勝以降)のことを考えてたし。やっぱり一戦必勝やな」と、こちらでも“馬淵節”が飛び出した。