今日7日に甲子園で開幕を予定していた第99回全国高校野球選手権は、台風5号の影響で中止となり、明日8日に順延となった。8日の大会第2日に組まれていた盛岡大付(岩手)と日大山形の各試合は、9日に行われる。この日は球場内で開会式のリハーサルが行われた。

 盛岡大付(岩手)が実戦モードに突入した。初戦で顔を合わせる作新学院(栃木)がヒットエンドランを多用することから、走者を走らせての守備練習に熱が入った。関口清治監督(40)は「守りの確認をさせました。守備で慌てない。無駄な失点はしたくないので」と意図を説明。試合が1日延びたことについては「(試合の)当日に雨が降られて中止になるよりはいい。心の準備もできますから」と前向きに捉えた。背番号1の右腕平松竜也(3年)は、7月24日の岩手大会決勝以降、初めてブルペンに入って約30球を投げ込んだ。