能代松陽が角館を6-2で下し、6年ぶり4度目(能代松陽としては初)の優勝を決めた。

 165センチ左腕の佐藤開陸(2年)が7安打2失点で完投。「変化球が抜け始めたがしっかりと要所を抑えることができた。投げきった達成感とかはない。あくまでも通過点なので」と言う。大会5試合で607球の力投に、工藤明監督(42)は「攻めてる姿勢を感じたしスイッチの調整ができるようになった」と熱投をたたえた。