興南は継投で逃げ切った。2-1の8回1死二塁で、今夏の甲子園大会で先発した1年生左腕の宮城が救援。9回に自己最速更新の143キロで三振を奪うなど、持ち味の直球で無得点に抑え「普通じゃない」と我喜屋監督をうならせた。

 先発藤木も9奪三振と好投。7回にソロを浴びたが「県大会より調子が良かった。前半は100点」と納得顔だった。

 2回戦の東筑(福岡)戦に向けて宮城は「甲子園に出た打者と勝負したい」と先発へ意欲を示した。