日大三・斉藤龍二捕手(2年)がクロスプレーで負傷し、途中交代した。

 6-6の9回2死一、二塁の守備で右前打を浴び、右翼からの送球を受けたが、本塁付近で二塁走者と激突。ボールをこぼし、1度はセーフと判定されたが、危険な行為として、守備妨害でアウトと判定された。斉藤は救急車で病院に搬送された。

 小倉全由監督(60)は「完全にアウト。絶対にやっちゃいけないです」と厳しい表情で話した。

 試合後、日本航空石川の中村隆監督は「審判の方が言ったことが全てです。1人の選手を傷つけてしまった。申し訳ないです。おわびするしかないです」と頭を下げた。斉藤は、都内の病院で診察を受けた結果「右腕の外傷性打撲で全治2週間」と診断された。