日本学生野球協会は19日、都内で審査室会議を開き、部員が複数回にわたり飲酒、喫煙行為をしていた仙台育英(宮城)の処分について、12月5日から来年6月4日まで、6カ月間の対外試合禁止処分とした。

 6人の部員が飲酒、喫煙していたことが発覚したが、その後の調査で、新たに複数の部員が3月下旬から11月中旬にわたり、飲酒喫煙を繰り返していたことも分かった。関わった部員たちは既に野球部を退部している。日本高野連・常本明審議委員長(68)は「名門校が県内の学校に及ぼす影響は大きい。体質改善し、名門が復活することを日本高野連としては願っています」と話した。