史上初となる2度目の甲子園春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)が、初戦突破した。

 今秋ドラフト候補、先発の柿木蓮投手(3年)が9回6安打1失点で、完投勝利を挙げた。大阪桐蔭は2回に先制。それ以降、なかなか味方打線は追加点を奪えない展開だったが、8回に2点を追加。柿木は最終9回に先頭から連打を浴び、1点を失ったものの、最後までマウンドで踏ん張った。

 西谷浩一監督は「こういうゲームを勝たないと力がつかない。(先発は)エース柿木に託して良かったです」と振り返った。西谷監督にとっては甲子園通算50勝目。