大阪桐蔭（北大阪）の今秋ドラフト１位候補コンビが甲子園の舞台でも躍動した。４番藤原恭大外野手（３年）は、１点リードの８回２死二塁で右前適時打。「エラーした瞬間に４つ（本塁）まで行ってやろうと思いました」と右翼手が後逸したのを見逃さず、自身も一気に生還した。

　また、５番ショートの根尾昂内野手（３年）は２回に左翼線へ三塁打。山田の左犠飛で先制のホームを踏んだ。根尾は７回の守備でもセンターへ抜けそうな二遊間の打球をさばく美技をみせた。

　史上初となる２度目の甲子園春夏連覇へ、大阪桐蔭は接戦をものにした。