第100回全国高校野球選手権大会は1回戦4試合が行われ、創志学園(岡山)が快勝発進した。オリックス西勇輝を親戚に持つ2年生の西純矢投手が、甲子園初登板で最速149キロをマークし、毎回の16奪三振。優勝候補の一角だったセンバツ8強の創成館(長崎)を完封し、夏初勝利に導いた。

 オリックス西も16奪三振を奪った創志学園・西の活躍を喜んだ。2年生右腕とは「会ったことはないと思う」と言うが「確かに父親が岡山出身なので、おじいちゃんとつながりがあるのかなと思う」と話した。実際に試合をテレビ観戦したようで「すごいじゃないですか。16個も三振なんて。変化球の球種なんかも僕に似ている。1度会ってみたい。全力で頑張ってほしい」とエールを送った。