U18日本代表が台湾に敗れ、2大会連続6度目の優勝の可能性が消滅した。

先発の柿木蓮(3年=大阪桐蔭)が2回に1点を先制されたが、打線が4回に中川卓也(3年=大阪桐蔭)の犠飛で追いついた。直後の4回裏のマウンドに上がったのは5日の韓国戦で95球を投げた吉田輝星(3年=金足農)。2死2塁から台湾の8番ツァン・チュアンシェンに左前に運ばれ勝ち越しを許すと、この回さらに1点を失った。

反撃したい打線だったが、台湾先発ワン・イェンチェンの前に5回以降は1人の走者を出すこともできなかった。

日本は1次リーグ韓国戦の1敗を持ち越すスーパーラウンドで2敗。この日、中国に11-0で勝った韓国と台湾がともに同2勝とし決勝進出を決めた。

日本は8日の中国戦を経て、9日に再び中国との3位決定戦に臨む。