U18日本代表が台湾に敗れ、2大会連続6度目の優勝の可能性が消滅した。永田裕治監督(54)は「最後までチャンスをつくれなかった。打線が全く機能しなかった」と話した。1番から6番まで左打者が並ぶ打線は、相手の先発左腕に2安打1得点に封じられた。

同点に追いついた直後の4回に吉田輝星投手(3年=金足農)を投入するも、その回に2失点。同監督は「スクランブルで考えていたが、(吉田は)本来の調子ではなかった」と下を向いた。敗因は、と問われ「選手は一生懸命やっている」と必死にかばった。