高校日本代表がわずか2安打で台湾に敗れ、決勝進出を逃した。8日中国戦に続き、9日の3位決定戦も中国と戦うことになった。

台湾の最速145キロ左腕、王彦程の前に打線は沈んだ。得点した4回以外は二塁すら踏めず、5回からは3者凡退のまま終わった。

5日の韓国戦に4番で出場し2安打と奮闘した大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)は、この日1番で起用されたが4打数無安打。「コントロールがよくて、張っていた球と違うコースにきた。特別すごい球とかはなかったんですが、コースであったり投球術であったり、うまいことかわされた」と最後まで自分の打撃をさせてもらえなかった。

来年のU18W杯に出場できるのは、今大会の3位まで。藤原は「自分たちの勝ち負けだけじゃないので、日本代表として負けるわけにはいかない」と語気を強めた。