大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)が3位決定戦に執念を燃やした。

この日予定されていたスーパーラウンドの中国戦が中止となり、高校日本代表は約2時間打撃練習などを行った。スーパーラウンドは打ち切りが決定し、9日は来年のU18W杯出場をかけた中国との3位決定戦になる。

藤原は「甲子園は負けたら終わり。そういう気持ちが一番大事。春夏連覇への執念を持っていたように、やっていきたい」。今夏の甲子園で史上初となる2度目の春夏連覇を成し遂げた時のように、一戦必勝の執念を燃やした。

この日は永田裕治監督(54)の希望を受けて、元横浜監督・渡辺元智氏(73)が急きょ訪れ、藤原も打撃指導を受けた。「(中国より)全部上回らないといけない。打ち勝つしかない」と力強く話した。